小松崎めぐみ:『Voice of Goddess on Live vol .1 』

 2018.12.23㈯ PM14:00 池上 Cafe Butter Lily

 小雨模様のクリスマス間近の東急池上線池上駅から、商店街を真っ直ぐ進んで5分程の場所にあるCafe Butter Lilyへと、小松崎めぐみさんの初ソロライブ『Voice of Goddess on Live vol .1 』を聴く為に急いだ。

 芸術集団れんこんきすたの舞台に、数多く出演されている女優小松崎めぐみさんは、美しい歌声を持つ歌い手でもあり、YouTubeに『Voice of Goddess』という、小松崎めぐみさんがいろんな歌のカヴァーをするチャンネルを持って歌っている。

 その、『Voice of Goddess』でカヴァーした曲を歌う初ソロライブ『Voice of Goddess on Live vol .1 』をすると聴き駆けつけた。
 ディズニーソングのメドレーや、クリスマスソング、『さよならエレジー』など、音楽の幅も音域の幅も広い初ソロライブ。

 めぐみさんの声は、美しく澄んでいて、やさしく柔らかい。何より圧倒的に歌が上手い。私は、めぐみさんの歌を聴くと、いつも、少し切なく、温かくまろい気持ちになる。
 めぐみさんの声は、美しく澄んでいて、やさしく柔らかい。何より圧倒的に歌が上手い。私は、めぐみさんの歌を聴くと、いつも、少し切なく、温かくまろい気持ちになる。
 バラードでは、切なく胸に沁みるような透き通って儚げに、アップテンポやハードな曲では、激しく力強く深く、ディズニーソングでは、クリスタルの光の粒が降り注ぐような、凛として品が良く、無垢で透明に清んだ伸びやかで甘やかな歌声になる。

 小松崎めぐみさんの声は、七色のプリズムのように、その曲によって自由自在に、色彩を変え、聴き手の心に真っ直ぐに響き届く。

 めぐみさんの声に、私はいつも物語を感じる。それは、歌う時には演じるように歌い、演じる時には歌うように演じているからなのではないかと思う。

 美しい夢のようなやさしい温かさに包まれた、クリスマス間近のライブだった。

 小松崎めぐみさんのYouTube『Voice of Goddess』はこちらから。
photo/文:麻美 雪

麻美 雪♥言ノ葉の庭

昼は派遣社員として仕事をしながら、麻美 雪としてフリーのライター、作家をしています。麻美 雪の詩、photo short story、本や音楽、舞台など好きなものについて、言葉や作品を綴っております。

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